勉強会に参加することが必要(勉強会参加料1万円、個人鑑定10万円。1991年当時。)。
機嫌が悪いときには勉強会の途中で帰ってしまうことも。
事前に何代か前までの先祖の戸籍謄本をとって提出しなければならない。
鑑定当日は、従業員に、「細木先生に聞かれたこと以外の口をきいてはならない」という趣旨の念押しをされ、鑑定室に通される。細木は紙に、
1枚目
古い仏壇の供養の仕方 新しい仏壇の開眼供養に必要なもの 新しい位牌の戒名
本尊の仏像
2枚目
古い墓地の供養の仕方 新しい墓地に建てるお墓の図 開眼供養の日にち
を記入する。
ように、内容は六星占術にとどまらない。
細木自身が仏教的修行を積んだことをほのめかしているように、個人鑑定に訪れる者たちも、占いを越えた救いをやってくると考えられる。
そのためには仏壇・墓の形や配置が必要であり、新規に購入が必要ということである。
「だまって言うとおりにすれば救われる」といったスタンスで、相談者はリスクの伴う決断が必要になる。
仏壇・墓の他に、戸籍の記載内容にもこだわりが見られる。
個人鑑定
批判
2004年11月中にBPOの視聴者応対窓口で受け付けた苦情は細木の発言についての苦情が多かったという。
2006年、溝口敦の手による「魔女の履歴書」と題した細木の半生を追ったルポ連載が週刊現代で売春斡旋や深い関係、占いパクリ疑惑を指摘されている。
反論したが、結果的に返り討ちとなった。
島倉千代子との過去や、占い師業界の中での評価を理由に批判を行っている。
2005年7月にタイトルマッチ前には「絶対に川嶋くんが勝つわよ」(実際には敗北)、また芸人のヒロシのネタに対して「みっともないからポケットから手を出してネタをやりなさい」、レイザーラモンHG(住谷正樹)のハードゲイの芸に激怒して自ら鑑定放棄するなど、好き嫌いとも取れる予言や占いも行った。
鑑定に赴く態度(細木の前で自らの下腹部を前後運動、通常の彼のネタ)は、あまり好ましいものではなく、放棄も当然、という意見もある。
テレビで競演した際、ライブドアの株価について「これから上がる」と堀江を賞賛したが、その直後に堀江は逮捕されライブドアは上場廃止となり、細木の占いの信憑性をクローズアップさせた(後に細木は、「女性関係に気を付けないとスッテンテンになる」と言ったことが当たったと主張している)。
2005年9月5日に第44回衆議院議員総選挙自民党公認の比例近畿ブロック候補柳本卓治へ自ら志願して行った応援演説の際には「私と握手した人が自民党に入れないと交通事故を起こす」と言った有権者に対して脅迫とも取れるような発言まで行い、物議を醸している(ちなみに、弟の久慶がかつて新自由クラブ推薦やスポーツ平和党公認で衆議院選挙に何度も立候補したことがあり、数子も支援したが落選している。余談ではあるが、久慶が麻原彰晃と同地区で選挙に立候補し選挙で対決したことがあり選挙結果では麻原彰晃よりも投票数は多かったものの落選している。)。
過激な発言で鑑定相手を恫喝するような態度に対する批判も多く、またその前時代的で保守的な思想に反感を覚える人たちも多い。
鑑定の信憑性に対する疑問もある一方で、鑑定内容とは無関係に人格を否定した誹謗中傷も多いことも事実である。時勢に疎かったり、対話者とのジェネレーションギャップからくる言葉の齟齬や認識違いなどから、その見識に対して苦情もあるようである。
視聴率の女王
2003年頃からテレビ各局で人生相談を行う特別番組が高視聴率を叩き出すようになり、各局が争奪戦を繰り広げ「視聴率の女王」とまで呼ばれ、そして野村沙知代・デヴィ・スカルノらに代わって熟女代表的存在とされるようになった。
番組に共通する特徴としてウッチャンナンチャン、ネプチューン、くりぃむしちゅー、雨上がり決死隊といったお笑いタレントが司会を担当している。ピークを迎え、8月には『ズバリ言うわよ!』(TBS系)、10月には『幸せって何だっけ~カズカズの宝話~』(フジテレビ系)とレギュラー番組が始まった。
滝沢秀明と扱い方が違う。
滝沢秀明に対するむき出しの愛情表現からは、男性に対して思い込みの強い一面が窺える。
タレントに対して改名(売れるからと周囲に言われて改名したモンキッキーなど)を迫ったり「地獄に堕ちる」など歯に衣着せない発言で知られる(モンキッキーに関しては、その後の彼本人と彼女の会話から、実際に改名前よりも売れるようになったと思われているが、当人はテレビ番組やインタビューなどで「すぐにでも名前を元に戻したい」と発言していた。)。
改名については、丁半コロコロや緑友利恵のように成功例も一方で、ハッピハッピー。
ように改名してもさほどその後の進展がないものもあることから、賛否両論の声が高い。
言動はその縛りを受けないらしい。彼女は男性が女子供を養うことを当然の義務と断じるなど、極めてハードルの高い男性らしい態度を求めているが、とりわけ「女は男に尽くすべき」「女は料理ができなきゃダメ」など細木流の「女性としての常識」を求める発言に対し男尊女卑だと問題になった。
フェミニズム的思考の強い杉本彩、神田うの、インリン・オブ・ジョイトイなどが反発するも一喝。
2005年9月27日(火)18時55分~22時54分の泉谷しげるのアウトローな言動に激怒し途中退出する。
泉谷しげるはオンエアーもなかった。
他にも、2005年4月9日に放送されたフジテレビ系めちゃ2イケてるッ!の「め茶の水女学園」の抜き打ち期末テストでは、モアイをへモア、メロスをとかなりの珍解答を出していたが、司会のナインティナインは全く突っ込みを入れずに「実在する会社の名前を当てた(へモアは韓国、メディスは福岡に存在)」と回答を褒め称えた。
余談だが、細木の成績は6位であった。独断的な発言は(やや保守的な常識に支えられた)彼女なりの良識に貫かれており、それが人気の理由でもある。
ブームはやや沈静化しつつあるが、レギュラー番組は高視聴率をキープしている。
細木数子
20歳で銀座にクラブを実業家として活躍。
21歳の時に結婚その後間もなく離婚。人生を経て1982年から六星占術に関する著作を次々に発表して一躍有名になった。
銀座時代(1983年)に、詔書に携わったという陽明学者の安岡正篤と、六星占術の禁を犯し、六星占術で言うところの自分の「大殺界」の真っ最中に再婚したが同年死別。
安岡は85歳と高齢だったこともあり、訴訟合戦となった。
著書は100冊以上に上り、その売り上げは総計3900万部以上と言われ、「占いの本を世界一売った人」としてギネスブックにも掲載されている。
京都府内に豪邸があり、多数の高価な骨董品やブランド物はテレビ番組で紹介された。
エプロンでは、大変腕前がよく、ジャッジマンからも「最高だ!」と言われ評判となっている。
K-1ファイターの魔裟斗とは仲が彼からは「カズー」と呼ばれている。
2006年1月28日には、細木久慶が信用金庫より300万円を騙し取ったとして警察に逮捕された。
執行猶予判決を受けたことがその為細木数子とは絶縁状態であると報道された。